私見

私見

イベントフードの世界(ケイタリングカー編)

ケイタリングカーはパイプテントと違い調理面積が極端に狭い。パイプテントだとイベントでは概ね、二軒×三軒や二軒×1.5軒のテントを使う事が多い。一軒は約180cmなので断然パイプテントの方が有利であるが、食品衛生法でパイプテントでは出来ないア...
私見

塩分の過剰摂取

血圧が高い…毎度健康診断の折には必ず云われる…まぁ、その他にも中性脂肪やら白血球なんたらとか言われるんだけどね…医師曰く、塩分を控えろと云うのだが塩味を控えた料理ほど不味い物はないよな。しかし当の本人は全く聞く耳を持たない。不味い飯を我慢し...
昔の話

イベントフードの世界(パイプテント編)

昔、小生がイベントフードの世界に入った頃は、ちょうどバブルが弾ける寸前の一番景気が良い時だったと思う。社会全体が好景気に沸き、ほとんどの企業が「イケイケ!」状態だった。だから、広告代理店もスポンサー集めに苦労する事が無く、イベント会場内には...
私見

食べ物への愛

テレビのバラエティー番組で紹介されたスパゲティ専門店。建物の老朽化により閉店を余儀なくされ、38年の歴史に幕を閉じる…番組では閉店直前の営業模様が映される。何十年前のアルバイトが何人も挨拶に訪れる事から、店主の人柄が垣間見える。良い人なんだ...
体験談

うま味調味料の賛否(1)

毎度、小うるさくて恐縮だが二十五年ほど前の事…助っ人で入った店の近くに、開店三十年の老舗和食割烹料理店があった。その店の店主が突然小生の店を訪れ、カウンターに一人座り生ビールを注文。卓上に置いてある割り箸を一本抜き取り、おもむろにカウンター...
体験談

料理人は聖人君子?

殆どの料理人はお客さんから、「美味い!」を聞くために毎日包丁を握っている。 多分そうだと思う…いやそう信じたい…旨い店はお客さんを満足させたい心があるので、そこには愛がある…詰まる所、旨い店の料理人は“良い人”だと思う。なら不味い店の料理人...
体験談

アリとキリギリス

令和の時代はだいぶん変わった様だが、小生が未だ見習いの時代は酷かったな…厨房内での殴る蹴るの暴力沙汰は日常茶飯事で、要領が悪い奴なんか毎日殴られていた。まぁ、当時は学校でも教師からよく殴られていたけどね…見習いで入店して来るのは、多くの場合...
体験談

イベントフードの世界(夏フェス編)

 ソース焼きそばを一日7時間の営業で、5人のスタッフで2,000食を提供する… 飲食調理に関わっている人は「絶対にウソだっ!」っと云われると思う。 しかし本当の話である… ただ、これを実現するには、妥協しないといけない事が多い。夏限定で開催...
私見

イニシャルコスト

このブログは他の飲食関連のブログと比べて、だいぶ変わっているなと判っている。そもそも、“教える”と云う思いが無い。むしろ“伝える”事に念を置いていて、勝手好き放題を書いているだけである。飲食店の開業に際し、“これが正解だっ!”というのは無い...
体験談

飲食店を始めてはいけない人

25年ほど前の事かな…深夜3時頃に突然電話が鳴る。受話器を取ると昔の先輩で久しぶりの電話。要件は、「自分が料理長をやっているホテルから独立した若いのが、レストランを始めたのだが、キッチンが“総上がり”してしまった。たまたま明日は断れないラン...