塩分の過剰摂取

私見

血圧が高い…    毎度健康診断の折には必ず云われる…

まぁ、その他にも中性脂肪やら白血球なんたらとか言われるんだけどね…

医師曰く、塩分を控えろと云うのだが塩味を控えた料理ほど不味い物はないよな。

しかし当の本人は全く聞く耳を持たない。不味い飯を我慢して摂り続けて、長生きをするよりも塩分の摂り過ぎで爆死する方を早い段階で決めている。

そもそも、医学とはあてにならないものと云う偏見がある。

例えて云うと、卵は大正から昭和の時代、「年老いたなら卵を摂って滋養をとるべし」と流布されていたのに、昭和の後期になると「卵はコレステロールの塊だから年寄りは喰っちゃいかん」となるが、最近では「卵には悪玉コレステロールを駆逐する作用」が発見され、高齢の方にも奨励される様になった。

この様に日々の研究と発見により、全く逆の説が発表される事が多くある。

塩分の摂り過ぎと高血圧の関連性も疑わしい限りである。

塩味を抑えた味気の無い物を我慢してつまらなく食べ続け、寿命が尽きる寸前に、塩分と高血圧は無関係であったとなると、この永い間続けて来た“我慢”は何だった?と悔やんでも悔やみきれない。

将来は塩分と高血圧の関係性が変わるのか…           これは博打の様なものである。

まぁ卵の話は、子供が熱を出したら尻の穴に葱を突っ込んでた時代の話で、令和の現在とはだいぶ精度が違うとは思うけどね。

小生が料理を学んだのは、関西地方で概ね「うす味」であった。

暫くして東海地方へ移動するのだが、初めて入ったうどん屋の出汁が尋常ではない塩辛さに驚いたのを覚えている。レシピを間違えているのではと店に問いただしたほどである。

この十年ほどは、大同小異で関西地方と東海地方であまり差を感じなくなった。

然し、近年食べた新潟県の“塩引き鮭”や、福井県の“鯖のへしこ”などは、一切れでご飯一膳が食えるほど塩辛い。

それでいて、高血圧になる人が多いのは東北から北関東となっている。

そろそろ医学会から、卵の様な発表があるのではと一人期待している…


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