最近は少し減った気がするが、一時期、スタッフ全員がやたらデカイ声で、
「いらっしゃいませッ!」を言うラーメン屋がよくあった。
オーナーの方針なのか知らないが、ラーメン食べてる途中にも来客があるので、食べてる間もずっとうるさい…
見てると半分以上のスタッフは、他のスタッフにつられる様に声を出してる。
来店したお客さんの方は見ていない。
意味があるの?
確かに元気のイイ店は気持ちが良い。ハキハキとした対応やキビキビとした動きは観ていてもやる気を感じるし、この仕事に誇りを持ってる様にも思える。
しかし感覚的に、受け手がうざいと感じる時は、作業的な思いでやっているのでは無いかと思う。
送り手の根本にある、“進んでやるか、やらされてるか”の差は大きい。
こういった事は提供する料理にも表れる。
注文した料理が、目の前のテーブルに置かれる。ビジュアル的に何か物足りなさを感じる事がある。なにが?と聞かれても解らないが、不思議と美味そうには観えない。
口に運ぶと、やはり旨くない。
YOUTUBEで、あるコンサルタントは「店の評価は入店した時にほぼ決まる」と云われた。
人間は敏感な生き物である。
同じ料理を出されても、味の評価に違いがあるようだ。
キッチンスタッフとホールスタッフでは、圧倒的にホールスタッフの方がお客さんとの接点が多い。
接客に伴わないタイプの人は少なくない…
「えっ!マジかっ!?」 って云う様な人、結構世間にいっぱい居ます。
料理の鉄人を連れて来て、非の打ち所がない料理を出せても、給仕する人が宇宙人ではお客さんは二度と来てくれない。
Webで“二度と行かない店”をキーワード検索すると、圧倒的に「従業員の態度」が目立つ。
しかし現実的には、それほど大事な役割の給仕を、アルバイトやパートに任せる場合が殆んど…
地球の常識を備えた人か、他の惑星からやって来た人なのかを見分ける事が肝要である。
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