パクれる事はパクる

私見

繁華街の人通りの多い一階路面店。新しい店が出来たと思えば半年と経たず“入居者募集”の看板が閉まったシャッターに張り出されていた。

家の近くに飲食店が新規オープンして、試しに行ってみたら旨かったのに、暫くして店の前を通ると閉店の張り紙を見た。

また、知らぬ土地で昼食をとる為、偶然入った飲食店で驚くほど“どまずい食べ物”が目の前に出されたのに、廻りを見渡すと不思議なほどに満席状態。

こんな経験は無いだろうか?

先ず、「旨い料理を提供し続ければ」やがて行列店になるだろうと考えている人は、

大きな過ちを犯そうとしている。

 両親がハワイやマレーシアみたいなところで、セカンドライフを楽しみながら生きてて、電話一本で「仕方ないな・・・・」とか言いながらも、可愛い子の為にジャブジャブとお金を送金してくれる親を持っている人は、好きにすれば良い。

このブログを読む必要は無いな、趣味の世界に没頭したまえ…

どまずい店が何故流行るのかは後述するとして、提供する料理のクオリティーも当然大事だが、清潔感、店内の雰囲気の他、ホールスタッフの役割も少なくない。

 辺鄙な場所でも大手飲食チェーン店が営業を続けられるのは何故なのか?

 それは、調理オペレーションや接客ルールが完全にマニュアル化され、それを全店が徹底しているからである。

提供される料理のクオリティーは可もなく不可もなくでも、どの店舗も“金太郎飴”なので、お客さんは安心して入店できる事が担保されている。誰しも、飲食店で“嫌な思い”はしたくないのである。

 日本マクドナルドは、スタッフの教育に年間何十億円も掛けると云う。個人店では、到底太刀打ち出来ないのであるが、パクる事は出来るよな。

 今日から、繁盛店に行った折は、「この店に客が多いのは何故?」なのかと云う観察眼を持ちたい。必ず、その理由が観える。

先ずは、すべての事に対し人から学び、取り入れる謙虚なる姿勢が大事である。

“聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥”

まさに、この言葉の通りである。

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